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平面駆動ヘッドホンおすすめ3機種!メリット・デメリットを実機を聴いた感想から紹介

平面駆動ヘッドホンおすすめ メリット・デメリット アイキャッチ画像

高級ヘッドホンレンタル「オトノキワミ」のよーたです!

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音楽をより新鮮に楽しみたいなら、「ヘッドホンの種類」にもこだわってみませんか?

そんなときにおすすめなのが「平面駆動型(平面磁界型)」のヘッドホンです。

従来のダイナミック型とは異なる構造を持ち、音質面で注目を集めています。

よーた

ひと癖あるのも平面駆動ヘッドホンの特徴です!

本記事では、私が実際に聴いておすすめの平面駆動型ヘッドホン3機種を紹介。

さらに、購入前に知っておくべきメリット・デメリット、他の駆動方式との違いまでまとめました。ぜひ、最後までご覧ください。

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よーた
高級ヘッドホンレンタルサービス「オトノキワミ」事業責任者。
レビュー依頼やご質問はお問い合わせフォームにお願いします。

平面駆動ヘッドホンおすすめ3機種(実機を聴いた感想から紹介)

平面駆動ヘッドホンおすすめ3機種(実機を聴いた感想から紹介)

平面駆動ヘッドホンを購入試聴した私が、心からおすすめできる3機種を厳選して紹介します。

HIFIMAN SUSVARA UNVEILED

HIFIMANのフラッグシップモデルとして名高い「SUSVARA UNVEILED」は、まさに”究極の音質”を追求した一台です。

HIFIMAN SUSVARA UNVEILED

平面駆動型ならではの繊細な描写力に加え、開放型特有の広大な音場が組み合わさり、まるで目の前で歌っているかのような臨場感を味わえます。

よーた

特にヴォーカルの生々しさは秀逸。女性ヴォーカルなら思わずうっとりしますよ。

これ以上のヘッドホンは聴いたことがありません。

ただし、駆動力のある高出力アンプが必要なため、再生環境を整えてから導入したいところです。

HIFIMAN SUSVARA UNVEILEDを購入してみた感想を見る👀

レンタルは以下から可能です👇️

final D8000 DC Pro Edition

finalの「D8000 DC Pro Edition」は、プロフェッショナル用途も視野に入れて開発された高精度なモデルです。

final D8000 DC Pro Edition

非常に繊細なチューニングが施されており、解像度と音の厚みが両立しているのが特徴。

特筆すべきは広がりのある音場表現にくわえ、高精細な高音と厚みのある低音が同居している点。

ライブ音源やクラシックなど、空間の広がりを感じたい音楽に最適です。

標準のD8000と比べても音の輪郭がより明確で、透き通った美音サウンドを楽しめます。

final D8000 DC Pro Editionを購入してみた感想を見る👀

レンタルは以下から可能です👇️

final D8000

D8000」はfinalの平面駆動技術を身近に体験でき、多くのオーディオファンの間で話題となったモデルです。

final D8000

DC Pro Editionに比べて低音が豊かな傾向があり、長時間リスニングでも疲れにくいのが魅力です。

音の繊細さと実体感がバランスよく調和しており、ジャンルを問わず使える万能型

重量はあるものの、リッチな低音が楽しめる高い一台です。

レンタルは以下から可能です👇️

平面駆動ヘッドホンのデメリット

平面駆動型ヘッドホンには特有のデメリットも存在します。

導入前に知っておきたい3つのデメリットは以下のとおりです。

アンプの駆動力が必須

平面駆動型ヘッドホンは、一般的なダイナミック型に比べて「能率」が低め。

つまり、同じボリュームでも音量が出にくく、十分に鳴らし切るには駆動力のあるヘッドホンアンプが必須となります。

以下は当店の真空管アンプのボリュームを示した写真です👇️

FOCAL UTOPIA(ダイナミック・開放型)

FOCAL UTOPIA(ダイナミック・開放型)ボリューム位置は大凡9時の位置

ボリューム最適位置はおおよそ9時の位置です。

SUSVARA UNVEILED(平面駆動・開放型)

HIFIMAN SUSVARA UNVEILED(平面駆動・開放型)は大凡11時の位置

ボリューム最適位置はおおよそ11時の位置です。

スマートフォンやポータブルプレーヤー単体では力不足になりやすく、せっかくの高音質を発揮できないことも。

再生環境を整えてから購入するのが鉄則です。

本体が重い

内部に大型の磁石や複雑な構造を備える平面駆動型は、どうしても本体重量が重くなりがちです。

以下はfinal D8000とDC Pro Editionの実寸値(ケーブル抜き)です。

final D8000

final D8000 実寸値531.0g

実寸値531.0g

final D8000 DC Pro Edition

final D8000 DC Pro Edition 実寸値444.0g

実寸値444.0g

HIFIMAN SUSVARA UNVEILED

HIFIMAN SUSVARA UNVEILED 実寸値431.0g

実寸値431.0g

装着感がしっかりしていれば気になりにくいですが、長時間のリスニングでは首や頭、さらには耳縁に疲れを感じる可能性があります。

よーた

装着感は音楽を聴くうえで大事な要素なので、お店で購入前の試聴をおすすめします!

当店ではご自宅に発送し、4泊5日から高級ヘッドホンをレンタルできます。

住んでいる地域で視聴できない方やお店に行けない方はぜひ試してみてください。

価格が高い

高精度な製造技術や素材が必要な平面駆動型ヘッドホンは、どうしても価格が高くなりやすい傾向があります。

エントリーモデルでも数万円、上位機種では50万円~100万円以上の価格帯です。

しかし、価格に見合う音質体験が得られるのも確か。

コストよりも音の質を重視するユーザーには、十分な価値がある製品といえます。

平面駆動ヘッドホンのメリット

音質にこだわるユーザーに選ばれている理由を、メリット3点から解説します。

解像度が高い

平面駆動型ヘッドホンの最大の魅力は、なんといってもその圧倒的な解像度

振動板全体を均一に駆動する構造により、細部の情報まで正確に再現されます。

ボーカルの息遣いや、楽器同士の空気感までくっきり聴こえるので、音楽の深みに浸れる体験ができます。

音場が広い

平面駆動型は開放型と組み合わせることが多く、音の広がりを生かした立体的な音場表現に優れています。

左右だけでなく前後や上下の方向感も再現しやすく、ライブ録音やオーケストラ音源との相性も抜群。

とくにHIFIMAN SUSVARAの生音感と躍動感は他のヘッドホンでは体験できません。

歪みが少ない

音の歪みとは、再生中に音が本来の形から変質してしまう現象です。

平面駆動型は振動板の動作が正確で、歪みが極めて少ないため、原音に忠実なサウンドを楽しめます。

音量を上げても破綻しにくく、クリーンで聴きやすい音を保ってくれるのも魅力です。

平面駆動ヘッドホンって何がすごい?音質やダイナミック型との違いについて(Q&A)

平面駆動ヘッドホンはのよくある疑問にQ&A形式でわかりやすく解説します。

平面駆動とダイナミックとの違いは?

最大の違いは「音の出し方」にあります。

ダイナミック型は振動板の一部を駆動するのに対し、平面駆動型は振動板全体にコイルを敷き詰めて、面全体で音を発生させるのが特徴です。

音の遅延(タイムラグ)が起こりにくく、振動が均一に伝わるため、解像度が高く、音の濁りが少ないサウンドを再現できます。

平面駆動ヘッドホンの音質は?

音質面では、平面駆動型は極めてクリアで高解像度な音を実現。

音の立ち上がりや収束が速く、一音一音の粒立ちが明確です。

また、歪みも少なく、原音に忠実な再生が可能なため、ボーカルや弦楽器、ピアノなどの繊細な表現が得意です。

音楽の細部をしっかり聴き取りたい人にとって、ベストな選択といえるでしょう。

平面駆動は鳴らしにくいって本当?

平面駆動型ヘッドホンは「能率が低い」ため、少ない電力では十分な音量が出ません。

つまり、スマートフォンやPCのヘッドホン出力では力不足になりやすいです。

本来の音質を引き出すには、パワフルな専用アンプとの組み合わせが必要不可欠

よーた

インピーダンスが高めのモデルは、駆動力の差が顕著に出ます。

当店では真空管アンプで鳴らしています。くわしくは以下記事を参考ください👇️

平面駆動におすすめのヘッドホンアンプは?

平面駆動型には高出力かつ安定した電流供給ができるアンプが適しています。

繰り返しですが、当店は以下の真空管アンプで鳴らしています。

ヘッドホンだけでなく、アンプとのマッチングで最終的な音質が決まると言っても過言ではありません。

平面駆動ヘッドホンを選ぶ際のチェックポイント5つ

平面駆動型は製品によって音質や扱いやすさに差があります。

自分に合った1台を選ぶために、必ずチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。

重さや装着感

平面駆動型ヘッドホンは、内部に大きな磁石や特殊な構造を持つため、どうしても本体が重くなりがちです。見た目や音質だけでなく、装着感の良さも非常に重要なポイントとなります。

ヘッドバンドのクッション性、側圧の強さ、イヤーパッドの素材などによって、快適性は大きく変わります。購入前には実機の試着ができるとベストです。

アンプの駆動力

平面駆動型は能率が低く、しっかり鳴らすにはパワーのあるヘッドホンアンプが必要です。

スマートフォンや小型DAPでは駆動力が足りず、せっかくの音質が発揮されない可能性も。

使用予定の再生機器が対応しているか、インピーダンスや出力のスペックも確認しておきましょう。

#平面駆動におすすめのヘッドホンアンプは?をもう一度読む⇑

再生環境との相性

いくら優れたヘッドホンでも、再生環境とのバランスが取れていなければ本領は発揮されません。

  • 使用するDAC
  • アンプ
  • 音源

などのクオリティも重要なファクターです。

とくにハイレゾ音源や高性能なDACと組み合わせることで、平面駆動型の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

開放型か密閉型か

平面駆動型ヘッドホンは開放型が主流ですが、密閉型も一部存在します。

開放型は音の抜けが良く、音場が広がる反面、音漏れや遮音性の低さがあります。

  • 静かな室内でじっくり聴きたい
    • 開放型
  • 外出先や家族がいる環境
    • 密閉型

が向いています。使用シーンに応じて選びましょう。

メンテナンス性

高価なヘッドホンは、長く愛用するためのメンテナンス性も欠かせません。

  • イヤーパッドやケーブルが交換可能か
  • 分解メンテナンスがしやすい構造か
  • アフターサポートは充実しているか

なども購入時の検討材料になります。

また、メーカーのサポート体制や保証内容もあわせてチェックしておくと安心です。

平面駆動ヘッドホンおすすめ3機種(まとめ)

平面駆動型ヘッドホンは、音楽を「感じる」レベルまで引き上げてくれるポテンシャルを持っています。

もちろん、導入にはそれなりのハードルもあります。

  • 高価格帯
  • 専用アンプが必要
  • 本体が重く装着感に差が出やすい

など、注意すべきポイントは少なくありません。

しかしそれでも、その音質の魅力は十分にそれらのハードルを上回る価値を持っています。

今回ご紹介した3機種

は、いずれも私が実際に聴いて感動を覚えたモデルです。それぞれに個性があり、価格や用途に応じて最適な選択ができるラインナップとなっています。

ぜひあなたも、自分の耳でその違いを確かめてみてください。

なお、当店では以下の製品のレンタルを行っているので気になる方は参考ください👇️

平面駆動ヘッドホンおすすめ メリット・デメリット アイキャッチ画像

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