澄み切った一音一音が、色のグラデーションのように折り重なる。
その重なりが、音楽を最高純度で轟かせる。
そんな音を奏でるのが
finalの密閉型フラッグシップヘッドホン「final DX10000 CL
」です。

本記事では
final DX10000 CLの
などを紹介します。
音の感想から見たい方は「実機を聴いてみた感想⇩」からご覧ください。

- 音楽を最高純度で轟かせる
- 音とじっくり向き合う楽しみがある
- 音楽の持つドラマ性を強く引き出す
- 楽器の響きが消える一瞬までリアル
- D8000 DCシリーズ以上の装着感
- すべてに所有する喜びがある
- 価格が非常に高い
- 音量が取れても真価を実感しづらい
- イヤーパッドを自分で交換できない
試聴環境
- ポータブル
- Woo Audio WA8(真空管アンプ)
- Sony Walkman NW-ZX2
- 据え置き
- Woo Audio WA22初期型(真空管アンプ)
- Wyred 4 Sound DAC-2V2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server
- CSE TX-2000
- DX10000 CL付属純正XLRケーブル
final DX10000 CLをレビュー!実際に聴いてみた感想(メリット)

final DX10000 CL
を実際に聴いてみると
音楽を最高純度で轟かせる
です。
OTONO_KIWAMI AUDIO PROFILE
分解能
空間描写
リアリティ
ひと目レビュー
澄み切った高純度の音に、芯のある低域と美しい残響を重ね、音楽のドラマ性を力強く描く密閉型フラッグシップ。
音の特性
音質プロファイル
各項目の出方を5段階で示しています。総合点ではありません。
相性のよい聴き方
- 据え置き環境で、じっくり音楽と向き合う
- 音楽に込められたドラマ性を味わう
- ヴォーカルや生楽器の音色、残響の消え際を楽しむ
- 長年聴き込んできた楽曲で新鮮さを体験したい
今回の試聴には、普段から愛用している


- ポータブル
- Woo Audio WA8(真空管アンプ)
- Sony Walkman NW-ZX2
- 据え置き
- Woo Audio WA22初期型(真空管アンプ)
- Wyred 4 Sound DAC-2V2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server
- CSE TX-2000
- DX10000 CL付属純正XLRケーブル
を使用。
オトノキワミどちらも真空管を音の味付けに使うのではなく、信号の増幅を真空管が担うClass A動作の真空管アンプです!
実際に使ってみて感じたメリットは、以下のとおりです。
音楽を最高純度で轟かせる
final DX10000 CL
最大の良さは、音の純度と透明度です。
美しい色のグラデーションのような一音が折り重なり、力強く轟きます。

また、D8000 DCシリーズ特有の「精細サウンド」も健在です。


まずは、Woo AudioWA8を使用した環境で試聴を行いました。

率直な感想は、
- 抑揚が少ない
- DX6000に通じる滑らかさ
- 味付けの少ないまろやかさ
なサウンド。
正直なところ、「これだ!」と思えるような衝撃を感じませんでした。
この時点で5段階評価を付けるなら☆4。





WA8でも十分な駆動力を感じられますが、WA22を含む据え置き環境では印象が一変。
- 音の純度が大きく向上する
- 音が精細に澄み渡る
- 浄化された音域が広がる
同社の「A10000」を思わせる純度がありながら、音に一本の芯がある。

しかも、量感のある低音まで澄んで聴こえます。
オトノキワミここまで極端に印象が変わるとは思わず、正直かなり驚きました。
私が愛する『宇宙戦艦ヤマト』の音楽は、長年聴き込んできた基準音源。
沢田研二「ヤマトより愛をこめて」では、冒頭部ピアノの純度の高さに驚きました。

残響感もあり、リアリティ抜群。
哀愁を帯びたギターも残響が美しい。
1分27秒付近では、太いベース、左側のエレキギター、ヴォーカル、奥にあるピアノが精度高く分離。
3分23秒付近の「今はさらばといわせないでくれ」は、高域のきついモデルでは刺さりを感じやすいです。
しかし、DX10000 CLでは刺さることはありません。
オトノキワミ尖り切る前に、先端が滑らかになって聴こえます。

本機は、
- 共振を抑える特殊ポリウレタンエッジ
- ダイヤモンドドーム直下に吸音材を配置した内部ダンピング構造
など、不要な響きを抑えるための設計が徹底されています。
平原綾香「愛は今も光」では、力強くも精細なヴォーカルがどセンターから伸び切ります。

曲冒頭の太い低音は、振動を感じるほど。
澄み切った一音一音が色のグラデーションのように折り重なり、音楽を最高純度で轟かせる。
この一言につきます。
音とじっくり向き合う楽しみがある
final DX10000 CL
は、音とじっくり向き合う楽しみがあります。

音場は広すぎず、DX6000とは毛色の違う「ホールで聴いているような独特の響き」があります。
一音一音に芯があり、音色の濃淡もしっかり残る。
楽器の響きが幾重にも折り重なり、聴き込むほど、凝縮された旨みがじんわり染み出してきます。

長年聴いてきた『宇宙戦艦ヤマト』の楽曲でも、
- 美しく
- 鮮やかに
- 伸びやかに
そんな風に感じる新鮮さを体験しました。
腰を据えてじっくり音と向き合う。
オトノキワミその時間そのものが「楽しい」と思わせてくれるヘッドフォンです。
音楽の持つドラマ性を強く引き出す
final DX10000 CL
は、音楽が持つドラマ性を強く引き出します。

- 『ヤマトよ永遠に REBEL3199』オリジナル・サウンドトラック Vol.01
- ウラリアの光
では、緊迫感を帯びたトランペットの高鳴りにゾクッとしました。

一気に作品の世界へいざなわれる。
同アルバムの「制圧される地球(再録音)」では、
- 28秒付近
- 1分30秒付近
のドラムが抜群。
アタックの純度が高く、風圧すら感じます。
その駆動力を担うのが、振動板を瞬時に動かすN55ネオジム磁石です。
岩崎宏美「銀河伝説」は、冒頭のエレキギターはもちろん、横に流れる「シャリシャリ」がリアル。

オトノキワミ岩崎宏美の甘く切ないボーカルに、ただただうっとりします。
ドラムはFOCAL的な押し出しの強い「バン」ではなく、澄み切った深みと芯のある「ドン」。
音楽にこめられたドラマ性へ強く引き込まれました。
楽器の響きが消える一瞬までリアル
final DX10000 CL
は、楽器の響が消える最後の一瞬までリアルです。

- 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち オリジナル・サウンドトラック
- 放浪するイスカンダル(オーボエ・ソロ)
のオーボエの響きは、一音のリアリティと残響感が格別。
- 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち オリジナル・サウンドトラック
- 離れゆく想い
曲の中盤に流れるヴァイオリンとピアノの掛け合いが印象的。

悲しげなメロディのなかに美しさがあり、それぞれの響きがピークを迎え、消えていく様子までリアルに伝わってきます。

本機のトゥルーダイヤモンド振動板は、
- 高い剛性
- 優れた内部損失
によって、
- 振動板の変形
- 不要な響きを抑える
設計です。
音の響きが消える最後の一瞬まで聴き逃がせない。
このリアリティには、本機唯一無二の音色と感じました。
D8000 DCシリーズ以上の装着感
final DX10000 CL
を手に持ったときの感覚は、ずっしり重いです。
ですが、相反してその装着感はとても快適。


公式重量は543g。
実測値は545gでした。

D8000 DC Pro Editionは431gなので、DX10000 CLのほうが112g重くなります。
ですが、実際に装着すると印象は逆でした。
D8000 DC Pro Editionはイヤーパッドが耳の周囲へめり込み、長時間使用すると痛みを感じます。


DX10000 CLではその不快感がありません。
側圧はちょうどよく、イヤーパッドの耳に触れる部分にはウルトラスエードが使われているため、耳当たりも快適。

重さはありますが、約1時間の試聴ではきつさを感じませんでした。
少なくとも私の装着環境では、D8000 DCシリーズよりも、DX10000 CLのほうが快適です。
すべてに所有する喜びがある

初回限定のDX10000 CL Collector’s Editionは、
- 本体
- 収納箱
- 信玄袋
- スタンド
- ケーブル
- その他付属品
そのすべてに所有する喜びがあります。
桐箱から出てくるのは、丹後ちりめんオリジナル信玄袋。

その中にはゴールドの加飾が上品に輝くfinal DX10000 CL
。

そして本機を鎮座させるアルミ削り出し専用スタンド。





筐体はアルミマグネシウム合金を5軸CNCで切削。
急角度を含む複雑な形状を作り、内部の反響を調整する素材も充填されています。
アウターハウジングからフロントプレートまでは12本のネジで貫通締結。




接着剤を使わず、分解と再組み立てができる修理構造です。
音楽をじっくり楽しみながら、手元に置く喜び。
その両方を強く感じさせる稀有なモデルです。
Collector’s Editionの桐箱裏面には、finalの想いが綴られています。


通常版に付属する専用プロテクトケースは、Collector’s Editionには付属しません。

final DX10000 CLのデメリット

final DX10000 CL
を実際に使って感じたデメリットは、以下のとおりです。
価格が非常に高い
final DX10000 CL最大のデメリットは、価格。

とにかく高額です。
- 通常版:1,180,000円(税込)
- Collector’s Edition:1,280,000円(税込)
Collector’s Editionは通常版より10万円高く、いずれも100万円超え。
- トゥルーダイヤモンド振動板
- 独自技術
- 各部の作り込み
のコストは理解できますが、
それでも、高額すぎて手が出しづらいです。

ただ、実際に購入してみると
- 付属品
- 本体のクオリティ
- サウンド
まで含めて、末永く大事に使いたいと心から確信できるモデルです。
音量が取れても真価を実感しづらい
final DX10000 CL
は、音量自体は比較的取りやすいです。

DX6000よりも取りやすく、D8000 DCシリーズと同等程度。
音量には個人差がありますが、Woo Audio WA8でも個人的には十分な音量を取れました。

当初は据え置き環境ではなく、このWA8を軸とした構成で試聴しています。
そのときのファーストインプレッションは、正直「うん?」でした。
DX6000の延長線上にある滑らかさと、抑揚の少なさが先に出てくる印象。
- 優しすぎてまろやか
- なにか物足りない
と感じました。
短時間の試聴では、この印象のまま終わってしまう可能性があります。
その後、WA22を軸とした据え置き環境へ移すと、「音楽を最高純度で轟かせる⇧」で触れた感想へ直結。

オトノキワミ今回の試聴では、機器を替えたときの印象差が明確に出ました。
他の環境でも同じ反応が起こるとは限りません。
ですが、DX10000 CLは短時間の試聴だけで判断しづらいモデルと感じます。
イヤーパッドを自分で交換できない
final DX10000 CL
のイヤーパッドは、自分で交換できません。
アウターハウジングからイヤーパッドを固定するフロントプレートまで、12本のネジで貫通締結されています。

- 高い剛性
- 気密性
を得るための構造で、一般的なヘッドホンのようにイヤーパッドだけを取り外せません。



イヤーパッドには、
- 人工スエード素材のウルトラスエード®
- 発泡素材
を使用。
交換の際は、finalのサポートへ依頼が必要です。
消耗しやすいイヤーパッドを自分で交換できないのはデメリットに感じました。
詳細は公式マニュアルを参考ください。
また、イヤーパッド内側のハウジングに接する部分には、黒いパーツが入っています。

問い合わせたところ、
イヤーパッド内のフィルターに関しまして、音響フィルターとなっておりますので取り外しは推奨しておりません。
とのことでした。
オトノキワミ公開されている情報が少なく、見ただけでは何のためのパーツか分かりづらいです。
外したほうが好みの場合は、自己責任のもと、とことん楽しんでほしいです。
final DX10000 CLの概要
final DX10000 CL
は、finalの密閉型フラッグシップに位置づけられ、トゥルーダイヤモンド振動板を搭載しています。
今回レビューした実機は、初回限定で世界150台の「Collector’s Edition」です。

公式仕様と、実際に感じたメリット・デメリットを表へまとめました。
| 製品名 | final DX10000 CL
|
|---|---|
| ドライバー | 密閉型ダイナミック トゥルーダイヤモンド振動板DU |
| 感度 | 92dB/mW |
| インピーダンス | 20Ω(1kHz) |
| ケーブル端子 | 4.4mm/5極、4pin XLR(ヘッドフォン側:3.5mm/2極) |
| 質量(実計測) | 543g |
| メリット | 音楽を最高純度で轟かせる 音とじっくり向き合う楽しみがある 音楽の持つドラマ性を強く引き出す 楽器の響きが消える一瞬までリアル すべてに所有する喜びがある |
| デメリット | 価格が非常に高い イヤーパッドの交換ができない 音量が取れても真価を実感しづらい →普段の再生環境に近い条件でじっくり試聴する |
| おすすめ度 | |
| 試聴してみる | レンタルはこちら |
DX10000 CL Collector’s Editionの付属品
今回レビューしたCollector’s Editionは、本体が桐箱へ収められています。

同梱されている付属品は、以下のとおりです。








- 桐箱
- 丹後ちりめんオリジナル信玄袋
- DX10000 CL 本体
- ePTFEシルバーコートケーブル(4.4mm / 1.5m)
- シルバーコートケーブル(4pin XLR / 3m)
- 4pin XLR to 6.3mm変換アダプター
- 4.4mm to 6.3mm変換アダプター
- アルミ削り出し専用ヘッドホンスタンド
4.4mmケーブルは、A10000と同じ「ePTFE絶縁被膜」。
XLR側はD8000 DC Pro Editionと同じ、断面積の大きい導体とPFA被覆を採用したシルバーコートケーブルです。


細かいですが、ケーブル開封時の袋のテープがベタつきづらくてストレスがありません。


- 丹後ちりめんオリジナル信玄袋
- アルミ削り出し専用ヘッドホンスタンド
はCollector’s Editionの付属品です。


オトノキワミ日本の伝統美をあしらわれたこの仕様は本当に美しいです。
余談ですが、4.4mm to 6.3mm変換アダプターが付属しています。
これは個人的にA10000に使えるので嬉しいです。




通常版とCollector’s Editionの違い
通常版とCollector’s Editionは、外装と付属品に違いがあります。
- 通常版
- 公式価格:1,180,000円(税込)
- ハウジングにシルバーの加飾仕様
- 専用プロテクトケースが付属
- Collector’s Edition(世界150台の初回限定パッケージ)
- 公式価格:1,280,000円(税込)
- ハウジングにゴールドの加飾仕様
- 桐箱
- 丹後ちりめんオリジナル信玄袋
- アルミ削り出し専用ヘッドホンスタンド
が付属します。

final DX10000 CLとDX6000・D8000 DC Pro Editionを比較

final DX10000 CL
を、final DX6000とfinal D8000 DC Pro Editionに聴き比べました。
- 据え置き
- Woo Audio WA22初期型(真空管アンプ)
- Wyred 4 Sound DAC-2V2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server
- CSE TX-2000
- DX10000 CL付属純正XLRケーブル
WA22初期型を中心とした再生環境で、DX10000 CL付属純正XLRケーブルを使用しています。
final DX6000と比較

DX6000は、味付けがなく、誇張のないニュートラルな音色です。
- 高精細
- 滑らか
- エッジを感じさせない柔らかさ
音の諧調表現に優れ、聴き込むほどに味わいが深まります。



この感じは、DX10000 CLにも通じる部分がベースの奥深くにいきています。
ですが、DX6000はフリーエア構造を採用した超開放型。
オトノキワミ特有の空間描写は、ホールで演奏を聴いているような心地よさがありました。







- 振動板の動きを妨げない
- 空中配線
- 金属切削筐体
などに共通点があり、
- DX6000
- マグネシウム合金振動板
- フリーエア構造
- トランジェントコイルシステム
- DX10000 CL
- トゥルーダイヤモンド振動板
- 密閉性を高めた筐体
- 専用ダンピングシステムで内部の共振を制御
しています。
DX6000が持つ
- 滑らかさ
- ニュートラルな音色
を根幹に持ち、本機は音の純度、透明感とパワー感をさらに高めた印象です。

final D8000 DC Pro Editionと比較

D8000 DC Pro Editionは、余裕のある空間に、高精細な音域と厚みのある低音を併せ持つモデルです。






とくに
- 高域の煌めき
- 音の粒立ち
- 低音の厚みと量感
が印象的。
final DX10000 CL
は、滑らかつ精細な音域は健在。
くわえて、音の純度が非常に高いです。
WA22を軸とした据え置き環境では、澄み切った音に芯と力強さが加わり、「音楽を最高純度で轟かせる⇧」で触れた感想へ直結しました。
D8000 DC Pro Editionは音源の細部を
- 高精細に描く
- 美しい高音
- 厚い低音
を楽しめます。

- サーシャ(CV.潘めぐみ)
- 『ひかりのなみ』
- 「ひかりのなみ」
- 『ひかりのなみ』
では、空間の精細さ、抜け間の良さは圧巻。
final DX10000 CL
で同曲を聴くと
- 粒たちの良いピアノ
- ヴォーカルの口元の近さ
- 音域の生々しさ
に意識を奪われます。
兼松衆さんの描き出す、「清らかな音色のなみ」にただ、身を委ねるのが心地良い。

- 中島みゆき
- 『問題集』
- 「愛詞(あいことば)」
- 『問題集』
では、中島みゆきの伸びやかな歌声とピアノの響、描写は本機にしか体験できません。
オトノキワミ音域全体を濁りなく伸びやかに鳴らし、「リアリティ」が増します。






- D8000 DC Pro Edition
- 開放型
- AFDSを搭載した平面磁界型
- DX10000 CL
- 密閉型
- トゥルーダイヤモンド振動板を採用したダイナミック型
などの違いから、音場描写ふくめて単純に比べることはできません。
- 空間の広がり
- 高域の煌めき
- 厚みのある低音
を求めるならD8000 DC Pro Edition。
- 音の純度
- 透明感
- 滑らかさ
を求めるならDX10000 CLがおすすめです。

他社メーカー簡易比較

他社メーカーで同じ密閉型の
- FOCAL STELLIA
- Dan Clark Audio STEALTH
を交え、final DX10000 CL
との簡易比較をしました。
| 項目 | final DX10000 CL | FOCAL STELLIA | Dan Clark Audio STEALTH |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | |||
| 一言で表すと | 音楽を最高純度で轟かせる | エッジの効いた解像度◎ | 音の抜け感がピカイチ |
| 作り | 本体から付属品まで精巧 イヤーパッドは自分で交換できない | 洗練された美しい仕上がり レザー部分の劣化に注意 | 折りたためる構造はおもしろい イヤーパッドの交換ができない |
| 気になる点 | 価格が非常に高い 再生環境次第で真価を実感しづらい | 高域のエッジ感が好みを分ける レザー部分の手入れが必要 | 音の押し出し感が弱い 折りたたみ構造は傷が付きやすい 価格に対して作り込みがイマイチ |
再生環境を問わず、一聴して「良い音」と感じやすいのはSTELLIAです。

DX10000 CLとSTELLIAでは、音の抜け感や空間の広さに、そこまで大きな差は感じませんでした。
STEALTHは、その中でも音の抜け感と音場の広さがピカイチ。
DX10000 CLは、高音から量感のある低音まで澄み切り、そこに音の芯が加わります。
好みは千差万別なので、機会がありましたら聴き比べてみてください。
final DX10000 CLはどんな人におすすめ?

final DX10000 CL
がおすすめな人の特徴は、以下のとおりです。
音の純度と透明度を求める

高高音から量感のある低音まで、澄み切った音を味わいたい。
そんな方に、final DX10000 CL
はおすすめです。
- どこまでも澄んだ音
- 純度が高く透明感ある音
- 量感がありながら濁りのない低音
本機は、音域全体から濁りが取り除かれたようなサウンド。
音楽を最高純度で轟かせる。
DX10000 CLを聴き込む中で、私がもっとも印象に残った感覚です。
オーケストラや劇伴を深く味わいたい
オーケストラや劇伴で、楽器の音色をリアルに体験したい方にfinal DX10000 CL
は最適。

- オーボエの響き / 残響
- 生の響きにより近いピアノ
- 緊迫感を帯びたトランペットの高鳴り
一音一音の鮮度と純度はこのモデルの真骨頂。

長年聴き込んできた「宇宙戦艦ヤマト」の音楽では、曲が持つ哀愁や緊迫感、高揚感まで余すことなく楽しめました。
楽器が鳴り終わったあとの、響きが消える最後の一瞬まで音楽を堪能できます。
本物を末永く愛用したい
final DX10000 CL
は、作りが美しく、眺めるだけでも気分が上がります。

今回購入したCollector’s Editionには
- ゴールド加飾を施した本体と桐箱
- 丹後ちりめんのオリジナル信玄袋
- アルミ削り出しの専用ヘッドホンスタンド
が付属。
すべてにおいて、
- 精巧に
- 丁寧に
- 想いをこめて
てつくられています。












また、設計にも優れ、修理を見据えて長く使うことを考えた構造です。
価格は非常に高い。
それでも、それだけの値打ちが本機にはあり、いつまでも大事にしたいと思えます。
「本物」にふさわしい一台を、末永く愛用したい方におすすめです。
final DX10000 CLレビューまとめ

final DX10000 CL
のレビューを以下にまとめます。
- メリット
- デメリット
最後に本音を綴ります。
音質がどうとか、設計がどうとか。
正直、このモデルで音楽を聴いていると、そんなことは全部どうでもよくなります。
ただ、聴いていて楽しい。
作りが美しく、眺めているだけでも気分が上がる。
いつまでも聴いていたい。
いつまでも大切にしたい。
私にとって「final DX10000 CL」は、素直にそう思えるヘッドフォンです。



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