澄み切った一音一音が、色のグラデーションのように折り重なる。
その重なりが、音楽を最高純度で轟かせる。
そんな音を奏でるのが
finalの密閉型フラッグシップヘッドホン「final DX10000 CL
」です。

本記事では
final DX10000 CLの
などを紹介します。
音の感想から見たい方は「実機を聴いてみた感想⇩」からご覧ください。

- 音楽を最高純度で轟かせる
- 音とじっくり向き合う楽しみがある
- 音楽の持つドラマ性を強く引き出す
- 楽器の響きが消える一瞬までリアル
- D8000 DCシリーズ以上の装着感
- すべてに所有する喜びがある
- 価格が非常に高い
- 音量が取れても真価を実感しづらい
- イヤーパッドを自分で交換できない
試聴環境
- ポータブル
- Woo Audio WA8(真空管アンプ)
- Sony Walkman NW-ZX2
- 据え置き
- Woo Audio WA22初期型(真空管アンプ)
- Wyred 4 Sound DAC-2V2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server
- CSE TX-2000
- DX10000 CL付属純正XLRケーブル
final DX10000 CL
を実際に買うと1,280,000円(税込)です。
高額な買い物で失敗だけは避けたいもの。
- 値段に見合う音かどうか不安
- 手持ち機材との相性が分からない
- 自宅でじっくり比較できれば安心
これらを解消するために『オトノキワミ』でご用意しました⇩


ご不明点や機材相談は公式LINEで受付中です⇩
公式LINEへ
店舗試聴では好印象でも
購入後に「少し違う」と感じる場合があります。
- 周囲の視線
- 限られた時間
- 店員さんとの会話
のなかでは、冷静に判断できません。
オトノキワミ落ち着けるご自宅で、数日じっくり聴くのがおすすめです。
- オーディオ専門店(家電量販店)
- オトノキワミ(当店)
の違いは以下のとおりです⇩


メールでのお申し込みはコチラ(タップで開く)
- SUSVARA UNVEILED
- final D8000 DC Pro Edition
- final D8000
- final DX6000
- FOCAL UTOPIA(初代)
- FOCAL STELLIA
- STAX SR-X9000/SRM-T8000/DAC
お客様からの声を見る(タップで開く)

レンタルご利用ガイド(タップで開く)

STEP1 お申し込み・お支払い
当店のレンタルは、
からお申込み可能です。
公式LINEに無料登録ください。
登録後、「高級ヘッドホン無料診断」をご利用いただけます。

メール対応希望の方は以下の「申込みフォーム」をご利用ください。
▼詳細ページ
- 至高プラン
- プレミアムプラン
- セレクト試聴プラン
診断結果が出た後、各製品のお申し込みリンクが表示されます。
画像の赤枠「詳しく見る」をタップください。
製品詳細とお申し込みフォームに移動します。

その後、フォームに必要事項をご記入のうえ、送信してください。

- レンタル期間
- お名前
- 電話番号
- 住所
- 本人確認書類
ご入力いただいた情報を確認の上、問題なければそのまま発送手続きを開始いたします。
お支払いについて
運営側にて内容確認後、空き状況に問題がなければ
クレジットカード決済用の「請求書リンク(STORES)」をメールでお送りします。
- お支払いは事前決済(請求書経由のカード支払い)のみ対応
- 分割・銀行振込・代金引換はご利用いただけません
- VISA / Mastercard / JCB
- American Express / Diners Club / Discover
確認事項・お願い
- ご予約確定後のキャンセルは、原則としてお受けできません
- スケジュールや内容をご確認のうえ、お申し込みをお願いいたします
- 天災・配送トラブルなどやむを得ない事情がある場合は、個別にご相談ください
今後の流れ
- 決済完了後、運営より予約確定メールをお送りします
- 予約確定後、決済メールをご案内いたします
- 決済確認後、確定メールをご案内いたします
ご希望週に空きがない場合は、あらためて日程調整のご連絡を差し上げます。
STEP2 レンタル開始
レンタル期間は2泊3日からお選びいただけます。
お申し込み時にご指定いただいた開始希望日に、機材が到着するよう発送いたします。
発送について
- 配送業者:ヤマト宅急便 または 日本郵便
- ご希望の時間帯は、ご指定可能です
対応地域
全国対応です。
ただし、追加日数・追加料金を伴う個別対応が可能な場合もあります。
ご希望の場合は、事前にお問い合わせください。
レンタルQ&A(タップで開く)
サービス・対象者・料金について
- どんなサービスですか?
-
「オトノキワミ」は、全国対応の20万〜100万円クラスの高級ヘッドホンを、2泊3日から体験レンタルできるサービスです。
リケーブルを含むセット体験プランもご用意しています。
- レンタル料金はいくらか知りたいです
-
レンタル料金は以下を参照ください。

- ヘッドホンの状態が気になります
-
当サービスで扱うヘッドホンはすべて当方が新品で購入したものです。
多少の擦り傷はありますが、美品に近い状態でお届けします。
また、クリーニングも徹底しておりますので安心してご利用ください。
- どんな人におすすめですか?
-
以下のような方におすすめです。
- ハイエンドヘッドホンを本格的に試したい方
- 購入前にじっくり比較したい方
- 店舗での短時間試聴では納得できない方
- 地方在住で試聴機会が限られている方
- 自宅環境で落ち着いて音を確認したい方
- リケーブルや再生機器による音の変化に関心がある方
- オーディオ初心者でも利用できますか?
-
はい、ご安心ください。
接続方法や取り扱いに不安がある方には、事前にLINE/メール等でサポートを行っています。
初心者の方でも安心してご利用いただけます。
- 音楽制作などの現場使用も可能ですか?
-
はい、宅録・音楽制作・映像編集などの現場利用も歓迎しています。
※スタジオ設置・継続的な業務使用をご希望の場合は、別途お見積もり・契約書の締結をお願いすることがあります。
まずはお気軽にお問い合わせください。
- 法人・団体での申込みも可能ですか?
-
はい、法人名義・団体名義でのお申し込みにも対応しています。
スタジオ・制作会社・教育機関・イベント主催者等からのご利用を想定しています。
なお、高額機材のため、「受け取り・管理をされるご担当者様の身分証明書(個人名義)」のご提出をお願いしております。
- どこに住んでいてもレンタルできますか?
-
全国対応しております。
ただし、スケジュールや輸送条件によりご案内が異なりますので、まずはお気軽にお問い合わせからご相談ください。
申込み・本人確認・支払いについて
- 本人確認書類の提出は必須ですか?
-
はい。
高額機材の取り扱いにつき、すべてのお客様に本人確認書類の提出をお願いしています。
対象書類は以下のいずれかです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
加えて以下もご提出ください。
- 本人確認写真
ご提出方法は、公式LINEお申し込みフォーム内にてご案内いたします。
詳しくは「本人確認書類の提出について」をご覧ください。
- 法人・団体で申し込みの場合も本人確認書類は必要ですか?
-
はい。法人・団体名義でも、実際に受け取り・管理されるご担当者様の身分証明書をご提出いただいております。
なお、ご希望に応じて法人宛の請求書・納品書の発行も承ります。
- クレジットカード以外の支払い方法はありますか?
-
現在は、クレジットカード決済(一括払い)のみ対応しております。
※銀行振込・分割払い等には対応しておりません。
あらかじめご了承ください。
- 使用できるクレジットカードのブランドを教えてください。
-
以下の主要ブランドに対応しています。
- VISA
- MasterCard
- American Express
- JCB
※決済は「STORES予約」の決済システムを通じて、安全に処理されます。
- セキュリティが心配なのですが、カード情報は安全ですか?
-
はい、クレジットカード情報は当社では一切保持せず、STORES予約の決済代行システムにより厳重に管理されます。
SSL暗号化通信により安全性が確保されていますので、ご安心ください。
- 申し込み後に確認メールが届きません。
-
迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。
届いていない場合は、お手数ですがお問い合わせフォームからご連絡ください。
- 予約のキャンセルや日程変更はできますか?
-
申し訳ございません。
ご予約確定後のキャンセルおよび日程変更は一切お受けしておりません。
本サービスでは、予約と同時に「機材」と「貸出枠」を確保しているため、他のお客様へのご提供が難しくなります。
そのため、決済完了時点で契約が成立し、レンタル開始日前であっても、契約期間に応じた料金が発生いたします(返金不可)。
何卒ご理解・ご了承のうえ、お申し込みいただきますようお願いいたします。
配送・受け取り・返却について
- 配送会社はどこですか?
-
ヤマト宅急便(宅急便コンパクトまたは通常便)または日本郵便(ゆうパック)にてお届けします。
機材のサイズやお届け先地域に応じて、最適な配送手段を当サービスにて選定いたします。
- 送料はかかりますか?
-
- 発送時の送料は当サービスが負担いたします
- 返却時の送料はお客様にご負担いただきます
返送方法や宛先は、機材に同封のご案内またはメールにてお知らせいたします。
- 北海道・沖縄などの地域でも利用できますか?
-
対応しております。
- 宅配ボックスでの受け取りは可能ですか?
-
恐れ入りますが、高額な精密機材のため、宅配ボックスでの受け取りに対応しておりません。
- 受け取りの時間指定はできますか?
-
可能です。
お申込み後に予約状況と合わせてお伺いいたします。
※地域や配送状況により、ご希望に添えない場合もございます。
- 商品の受け取りに実店舗へ行くことはできますか?
-
いいえ、当サービスは完全オンライン・宅配型のレンタルサービスです。
来店での受け渡しには対応しておりません。
- 返却が間に合わなかった場合はどうなりますか?
-
レンタル終了日の23:59までに返送手続きが完了しなかった場合、1日あたり20,000円(税込)の延滞料が発生します。
やむを得ない事情がある場合は、必ず事前にご相談ください。
- 返送先住所はどこですか?
-
機材に同封された返送用伝票に記載されています。
ご不明な場合はお問い合わせよりご連絡ください。
レンタル期間・延滞・複数利用について
- レンタル期間は何日ですか?
-
レンタル期間は2泊3日からお選びいただけます。
延長をご希望の場合は、次回予約の有無により対応可能なことがあります(要事前相談)。
延長料金は別途発生します。
プラン名 延長金(1日) 至高プラン ¥20,000 プレミアムプラン ¥15,000 セレクト視聴プラン ¥10,000 - 返却が遅れた場合はどうなりますか?
-
無断で返却が遅れた場合、1日ごとに20,000円(税込)の延滞料金が発生します。
著しい遅延や連絡不能が続いた場合は、商品の購入代金相当額を請求させていただく場合があります。
- 同時に複数のプランを申し込めますか?
-
原則として同一人物による複数同時申込は不可としています。
ただし、ご家族・ご友人と一緒に利用されるなど、特別な事情がある場合は事前にご相談ください。
- 継続的に利用したい場合はどうすればよいですか?
-
定期的なご利用や、次回の優先予約をご希望の方には、メールにて再レンタルのご案内をお送りしています。
継続利用をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。
機材の取り扱い・補償について
- 喫煙環境での使用はできますか?
-
喫煙環境でのご使用は固くお断りしております。
匂いやヤニ汚れが確認された場合は、クリーニングや部品交換にかかる実費をご請求させていただく場合があります。
快適な音響環境を保つため、ご理解とご協力をお願いいたします。
- 海辺や屋外イベントで使用できますか?
-
海辺・雨天・高湿度・温度変化の大きい環境での使用は禁止しております。
精密機器のため、適切な環境(ご自宅等)でのご利用をお願いいたします。
- 海辺や屋外イベントで使用できますか?
-
海辺・雨天・高湿度・気温差の激しい場所での使用は禁止しております。
精密機器のため、ご自宅など安定した環境でご使用ください。
- 自作のアンプや電源機器につないでもいいですか?
-
いいえ、自作機器との接続は禁止しております。
PSE認証など、安全性が確認された市販品をご使用ください。
自作機器による故障やトラブルは補償の対象外となります。
- 機材を破損してしまった場合はどうなりますか?
-
落下・水没・外装の破損などがあった場合は、速やかにご連絡ください。
自然故障や経年劣化は補償対象外ですが、故意・過失による破損は修理費または機材代・営業補填金をご請求させていただく場合があります。
- 紛失・盗難にあった場合は?
-
紛失・盗難・置き忘れなど、機材が返却できない場合は、購入価格相当額の全額負担・営業補填金をお願いしております。
外出時に持ち運ばないようご注意願います。
- 返却時の検品内容を教えてください
-
以下の4項目で貸出前・返却後の検品を行います。
- 匂い(タバコ・香水など)
- 汚れ・傷・破損
- 通電確認(正常動作するか)
- 音質(ノイズ・左右の音抜け等)
不備が確認された場合は、状況に応じて修理費や部品代をご請求することがあります。
- 故障していて使えませんでした
-
到着後24時間以内にご連絡ください。
状況に応じて、レンタル料の一部返金や代替品の再送など、誠実に対応いたします。
※「思った音が出ない」「期待していた音質と違う」など主観的な理由による返金は対応できませんので、ご了承ください。
機材の管理・クリーニングについて
- イヤーパッドやヘッドホンの衛生面が心配です。どのようにクリーニングされていますか?
-
オトノキワミでは、各機材の素材や構造に応じた専用ケア方法を採用しています。
メーカー・代理店推奨または素材に適した洗浄方法に従い、以下のような対応を行っています。
- イヤーパッドやヘッドバンドは、特殊ウエスで丁寧に除菌・拭き上げ
- 劣化や変色が見られた場合は、交換用パーツと即時交換
- 音質や装着感への影響が出ないよう、繊細な素材にも配慮した清掃を実施
安心してご利用いただけるよう、清潔な状態を常に維持しています。
- 喫煙環境で使用された機材はありますか?
-
いいえ、喫煙環境(紙巻き・電子タバコ含む)での使用は固く禁止しております。
万一、返却後にヤニ汚れや臭気が確認された場合は、以下の対応を行います。
- 清掃・脱臭費用(最大20,000円)の実費請求
- 次回貸出の品質保持のため、機材の一時運用停止
常に高いコンディションを保つため、ルールの遵守にご協力をお願いいたします。
- レンタル機材はすべて動作チェックされていますか?
-
はい。
すべての機材は貸出前に、以下の点検を行っています。
- 左右バランスの確認
- 端子接点・ケーブルの接触不良チェック
- ノイズや音抜けの有無の検査
- 平面磁界型など精密機材は、振動板の挙動も確認
音質・安全性の両面で問題がないことを確認のうえ、お届けしております。
- 自分でクリーニングして返却する必要はありますか?
-
いいえ、返却時のクリーニングは不要です。
当店で専門のメンテナンスを実施いたします。
ただし、明らかな水濡れや著しい汚れがある場合は、事前にご一報いただけますとスムーズに対応できます。
その他
- 領収書を発行してほしいのですが可能ですか?
-
はい、可能です。
お申し込み後にご案内するフォームにて「領収書希望」とご連絡ください。
PDF形式でメール送付いたします。
- レンタルした機材を購入することはできますか?
-
レンタル機材そのものの販売は行っておりません。
ただし、各製品の詳細レビュー記事を公式サイトで掲載しており、正規販売サイトへのリンクも案内しています。
購入をご検討の際は、そちらもあわせてご覧ください。
- レビューを投稿したいです
-
大歓迎です!
などでの投稿もお待ちしています。
「#オトノキワミ」などのハッシュタグをつけていただけると嬉しいです。
- 申込み後に確認メールが届きません
-
お申し込み直後に、当方より自動送信メールをお送りしています。
届かない場合は、以下をご確認ください。- 迷惑メールフォルダに入っていないか
- ご入力のメールアドレスに誤りがないか
それでも確認できない場合は、お手数ですがお問い合わせよりご連絡ください
- よくある質問以外で確認したいことがあるのですが?
-
ご不明点は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。
個別にご対応いたします。

final DX10000 CLをレビュー!実際に聴いてみた感想(メリット)

final DX10000 CL
を実際に聴いてみると
音楽を最高純度で轟かせる
です。
OTONO_KIWAMI AUDIO PROFILE
分解能
空間描写
リアリティ
ひと目レビュー
澄み切った高純度の音に、芯のある低域と美しい残響を重ね、音楽のドラマ性を力強く描く密閉型フラッグシップ。
音の特性
音質プロファイル
各項目の出方を5段階で示しています。総合点ではありません。
相性のよい聴き方
- 据え置き環境で、じっくり音楽と向き合う
- 音楽に込められたドラマ性を味わう
- ヴォーカルや生楽器の音色、残響の消え際を楽しむ
- 長年聴き込んできた楽曲で新鮮さを体験したい
今回の試聴には、普段から愛用している


- ポータブル
- Woo Audio WA8(真空管アンプ)
- Sony Walkman NW-ZX2
- 据え置き
- Woo Audio WA22初期型(真空管アンプ)
- Wyred 4 Sound DAC-2V2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server
- CSE TX-2000
- DX10000 CL付属純正XLRケーブル
を使用。
オトノキワミどちらも真空管を音の味付けに使うのではなく、信号の増幅を真空管が担うClass A動作の真空管アンプです!
実際に使ってみて感じたメリットは、以下のとおりです。
音楽を最高純度で轟かせる
final DX10000 CL
最大の良さは、音の純度と透明度です。
美しい色のグラデーションのような一音が折り重なり、力強く轟きます。

また、D8000 DCシリーズ特有の「精細サウンド」も健在です。


まずは、Woo AudioWA8を使用した環境で試聴を行いました。

率直な感想は、
- 抑揚が少ない
- DX6000に通じる滑らかさ
- 味付けの少ないまろやかさ
なサウンド。
正直なところ、「これだ!」と思えるような衝撃を感じませんでした。
この時点で5段階評価を付けるなら☆4。





ところが、据え置き環境へ移すと、
- 音の純度が大きく向上する
- 音が精細に澄み渡る
- 浄化された音域が広がる
同社の「A10000」を思わせる純度がありながら、音に一本の芯がある。

しかも、量感のある低音まで澄んで聴こえます。
オトノキワミここまで極端に印象が変わるとは思わず、正直かなり驚きました。
私が愛する『宇宙戦艦ヤマト』の音楽は、長年聴き込んできた基準音源。
沢田研二「ヤマトより愛をこめて」では、冒頭部ピアノの純度の高さに驚きました。

残響感もあり、リアリティ抜群。
哀愁を帯びたギターも残響が美しい。
1分27秒付近では、太いベース、左側のエレキギター、ヴォーカル、奥にあるピアノが精度高く分離。
3分23秒付近の「今はさらばといわせないでくれ」は、高域のきついモデルでは刺さりを感じやすいです。
しかし、DX10000 CLでは刺さることはありません。
オトノキワミ尖り切る前に、先端が滑らかになって聴こえます。

本機は、
- 共振を抑える特殊ポリウレタンエッジ
- ダイヤモンドドーム直下に吸音材を配置した内部ダンピング構造
など、不要な響きを抑えるための設計が徹底されています。
平原綾香「愛は今も光」では、力強くも精細なヴォーカルがどセンターから伸び切ります。

曲冒頭の太い低音は、振動を感じるほど。
澄み切った一音一音が色のグラデーションのように折り重なり、音楽を最高純度で轟かせる。
この一言につきます。
音とじっくり向き合う楽しみがある
final DX10000 CL
は、音とじっくり向き合う楽しみがあります。

音場は広すぎず、DX6000とは毛色の違う「ホールで聴いているような独特の響き」があります。
一音一音に芯があり、音色の濃淡もしっかり残る。
楽器の響きが幾重にも折り重なり、聴き込むほど、凝縮された旨みがじんわり染み出してきます。

長年聴いてきた『宇宙戦艦ヤマト』の楽曲でも、
- 美しく
- 鮮やかに
- 伸びやかに
そんな風に感じる新鮮さを体験しました。
腰を据えてじっくり音と向き合う。
オトノキワミその時間そのものが「楽しい」と思わせてくれるヘッドフォンです。
音楽の持つドラマ性を強く引き出す
final DX10000 CL
は、音楽が持つドラマ性を強く引き出します。

- 『ヤマトよ永遠に REBEL3199』オリジナル・サウンドトラック Vol.01
- ウラリアの光
では、緊迫感を帯びたトランペットの高鳴りにゾクッとしました。

一気に作品の世界へいざなわれる。
同アルバムの「制圧される地球(再録音)」では、
- 28秒付近
- 1分30秒付近
のドラムが抜群。
アタックの純度が高く、風圧すら感じます。
その駆動力を担うのが、振動板を瞬時に動かすN55ネオジム磁石です。
岩崎宏美「銀河伝説」は、冒頭のエレキギターはもちろん、横に流れる「シャリシャリ」がリアル。

オトノキワミ岩崎宏美の甘く切ないボーカルに、ただただうっとりします。
ドラムはFOCAL的な押し出しの強い「バン」ではなく、澄み切った深みと芯のある「ドン」。
音楽にこめられたドラマ性へ強く引き込まれました。
楽器の響きが消える一瞬までリアル
final DX10000 CL
は、楽器の響が消える最後の一瞬までリアルです。

- 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち オリジナル・サウンドトラック
- 放浪するイスカンダル(オーボエ・ソロ)
のオーボエの響きは、一音のリアリティと残響感が格別。
- 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち オリジナル・サウンドトラック
- 離れゆく想い
曲の中盤に流れるヴァイオリンとピアノの掛け合いが印象的。

悲しげなメロディのなかに美しさがあり、それぞれの響きがピークを迎え、消えていく様子までリアルに伝わってきます。

本機のトゥルーダイヤモンド振動板は、
- 高い剛性
- 優れた内部損失
によって、
- 振動板の変形
- 不要な響きを抑える
設計です。
音の響きが消える最後の一瞬まで聴き逃がせない。
このリアリティには、本機唯一無二の音色と感じました。
D8000 DCシリーズ以上の装着感
final DX10000 CL
を手に持ったときの感覚は、ずっしり重いです。
ですが、相反してその装着感はとても快適。


公式重量は543g。
実測値は545gでした。

D8000 DC Pro Editionは431gなので、DX10000 CLのほうが112g重くなります。
ですが、実際に装着すると印象は逆でした。
D8000 DC Pro Editionはイヤーパッドが耳の周囲へめり込み、長時間使用すると痛みを感じます。


DX10000 CLではその不快感がありません。
側圧はちょうどよく、イヤーパッドの耳に触れる部分にはウルトラスエードが使われているため、耳当たりも快適。

重さはありますが、約1時間の試聴ではきつさを感じませんでした。
少なくとも私の装着環境では、D8000 DCシリーズよりも、DX10000 CLのほうが快適です。
すべてに所有する喜びがある

初回限定のDX10000 CL Collector’s Editionは、
- 本体
- 収納箱
- 信玄袋
- スタンド
- ケーブル
- その他付属品
そのすべてに所有する喜びがあります。
桐箱から出てくるのは、丹後ちりめんオリジナル信玄袋。

その中にはゴールドの加飾が上品に輝くfinal DX10000 CL
。

そして本機を鎮座させるアルミ削り出し専用スタンド。





筐体はアルミマグネシウム合金を5軸CNCで切削。
急角度を含む複雑な形状を作り、内部の反響を調整する素材も充填されています。
アウターハウジングからフロントプレートまでは12本のネジで貫通締結。




接着剤を使わず、分解と再組み立てができる修理構造です。
音楽をじっくり楽しみながら、手元に置く喜び。
その両方を強く感じさせる稀有なモデルです。
Collector’s Editionの桐箱裏面には、finalの想いが綴られています。


通常版に付属する専用プロテクトケースは、Collector’s Editionには付属しません。

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final DX10000 CLのデメリット

final DX10000 CL
を実際に使って感じたデメリットは、以下のとおりです。
価格が非常に高い
final DX10000 CL最大のデメリットは、価格。

とにかく高額です。
- 通常版:1,180,000円(税込)
- Collector’s Edition:1,280,000円(税込)
Collector’s Editionは通常版より10万円高く、いずれも100万円超え。
- トゥルーダイヤモンド振動板
- 独自技術
- 各部の作り込み
のコストは理解できますが、
それでも、高額すぎて手が出しづらいです。

ただ、実際に購入してみると
- 付属品
- 本体のクオリティ
- サウンド
まで含めて、末永く大事に使いたいと心から確信できるモデルです。
音量が取れても真価を実感しづらい
final DX10000 CL
は、音量自体は比較的取りやすいです。

DX6000よりも取りやすく、D8000 DCシリーズと同等程度。
音量には個人差がありますが、Woo Audio WA8でも個人的には十分な音量を取れました。

当初は据え置き環境ではなく、このWA8を軸とした構成で試聴しています。
そのときのファーストインプレッションは、正直「うん?」でした。
DX6000の延長線上にある滑らかさと、抑揚の少なさが先に出てくる印象。
- 優しすぎてまろやか
- なにか物足りない
と感じました。
短時間の試聴では、この印象のまま終わってしまう可能性があります。
その後、WA22を軸とした据え置き環境へ移すと、「音楽を最高純度で轟かせる⇧」で触れた感想へ直結。

オトノキワミ今回の試聴では、機器を替えたときの印象差が明確に出ました。
他の環境でも同じ反応が起こるとは限りません。
ですが、DX10000 CLは短時間の試聴だけで判断しづらいモデルと感じます。
イヤーパッドを自分で交換できない
final DX10000 CL
のイヤーパッドは、自分で交換できません。
アウターハウジングからイヤーパッドを固定するフロントプレートまで、12本のネジで貫通締結されています。

- 高い剛性
- 気密性
を得るための構造で、一般的なヘッドホンのようにイヤーパッドだけを取り外せません。



イヤーパッドには、
- 人工スエード素材のウルトラスエード®
- 発泡素材
を使用。
交換の際は、finalのサポートへ依頼が必要です。
消耗しやすいイヤーパッドを自分で交換できないのはデメリットに感じました。
詳細は公式マニュアルを参考ください。
また、イヤーパッド内側のハウジングに接する部分には、黒いパーツが入っています。

問い合わせたところ、
イヤーパッド内のフィルターに関しまして、音響フィルターとなっておりますので取り外しは推奨しておりません。
とのことでした。
オトノキワミ公開されている情報が少なく、見ただけでは何のためのパーツか分かりづらいです。
外したほうが好みの場合は、自己責任のもと、とことん楽しんでほしいです。
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final DX10000 CLの概要

final DX10000 CL
は、finalの密閉型フラッグシップに位置づけられ、トゥルーダイヤモンド振動板を搭載しています。
今回レビューした実機は、初回限定で世界150台の「Collector’s Edition」です。
公式仕様と、実際に感じたメリット・デメリットを表へまとめました。
| 製品名 | final DX10000 CL
|
|---|---|
| ドライバー | 密閉型ダイナミック トゥルーダイヤモンド振動板DU |
| 感度 | 92dB/mW |
| インピーダンス | 20Ω(1kHz) |
| ケーブル端子 | 4.4mm/5極、4pin XLR(ヘッドフォン側:3.5mm/2極) |
| 質量(実計測) | 543g |
| メリット | 音楽を最高純度で轟かせる 音とじっくり向き合う楽しみがある 音楽の持つドラマ性を強く引き出す 楽器の響きが消える一瞬までリアル すべてに所有する喜びがある |
| デメリット | 価格が非常に高い イヤーパッドの交換ができない 音量が取れても真価を実感しづらい →普段の再生環境に近い条件でじっくり試聴する |
| おすすめ度 | |
| 試聴してみる | レンタルはこちら |
DX10000 CL Collector’s Editionの付属品
今回レビューしたCollector’s Editionは、本体が桐箱へ収められています。

同梱されている付属品は、以下のとおりです。








- 桐箱
- 丹後ちりめんオリジナル信玄袋
- DX10000 CL 本体
- ePTFEシルバーコートケーブル(4.4mm / 1.5m)
- シルバーコートケーブル(4pin XLR / 3m)
- 4pin XLR to 6.3mm変換アダプター
- 4.4mm to 6.3mm変換アダプター
- アルミ削り出し専用ヘッドホンスタンド
4.4mmケーブルは、A10000と同じ「ePTFE絶縁被膜」。
XLR側はD8000 DC Pro Editionと同じ、断面積の大きい導体とPFA被覆を採用したシルバーコートケーブルです。


細かいですが、ケーブル開封時の袋のテープがベタつきづらくてストレスがありません。


- 丹後ちりめんオリジナル信玄袋
- アルミ削り出し専用ヘッドホンスタンド
はCollector’s Editionの付属品です。


オトノキワミ日本の伝統美をあしらわれたこの仕様は本当に美しいです。
余談ですが、4.4mm to 6.3mm変換アダプターが付属しています。
これは個人的にA10000に使えるので嬉しいです。




通常版とCollector’s Editionの違い
通常版とCollector’s Editionは、外装と付属品に違いがあります。
- 通常版
- 公式価格:1,180,000円(税込)
- ハウジングにシルバーの加飾仕様
- 専用プロテクトケースが付属
- Collector’s Edition(世界150台の初回限定パッケージ)
- 公式価格:1,280,000円(税込)
- ハウジングにゴールドの加飾仕様
- 桐箱
- 丹後ちりめんオリジナル信玄袋
- アルミ削り出し専用ヘッドホンスタンド
が付属します。

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final DX10000 CLとDX6000・D8000 DC Pro Editionを比較

final DX10000 CL
を、final DX6000とfinal D8000 DC Pro Editionに聴き比べました。
- 据え置き
- Woo Audio WA22初期型(真空管アンプ)
- Wyred 4 Sound DAC-2V2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server
- CSE TX-2000
- DX10000 CL付属純正XLRケーブル
WA22初期型を中心とした再生環境で、DX10000 CL付属純正XLRケーブルを使用しています。
final DX6000と比較

DX6000は、味付けがなく、誇張のないニュートラルな音色です。
- 高精細
- 滑らか
- エッジを感じさせない柔らかさ
音の諧調表現に優れ、聴き込むほどに味わいが深まります。



この感じは、DX10000 CLにも通じる部分がベースの奥深くにいきています。
ですが、DX6000はフリーエア構造を採用した超開放型。
オトノキワミ特有の空間描写は、ホールで演奏を聴いているような心地よさがありました。







- 振動板の動きを妨げない
- 空中配線
- 金属切削筐体
などに共通点があり、
- DX6000
- マグネシウム合金振動板
- フリーエア構造
- トランジェントコイルシステム
- DX10000 CL
- トゥルーダイヤモンド振動板
- 密閉性を高めた筐体
- 専用ダンピングシステムで内部の共振を制御
しています。
DX6000が持つ
- 滑らかさ
- ニュートラルな音色
を根幹に持ち、本機は音の純度、透明感とパワー感をさらに高めた印象です。

final D8000 DC Pro Editionと比較

D8000 DC Pro Editionは、余裕のある空間に、高精細な音域と厚みのある低音を併せ持つモデルです。






とくに
- 高域の煌めき
- 音の粒立ち
- 低音の厚みと量感
が印象的。
final DX10000 CL
は、滑らかつ精細な音域は健在。
くわえて、音の純度が非常に高いです。
WA22を軸とした据え置き環境では、澄み切った音に芯と力強さが加わり、「音楽を最高純度で轟かせる⇧」で触れた感想へ直結しました。
D8000 DC Pro Editionは音源の細部を
- 高精細に描く
- 美しい高音
- 厚い低音
を楽しめます。

- サーシャ(CV.潘めぐみ)
- 『ひかりのなみ』
- 「ひかりのなみ」
- 『ひかりのなみ』
では、空間の精細さ、抜け間の良さは圧巻。
final DX10000 CL
で同曲を聴くと
- 粒たちの良いピアノ
- ヴォーカルの口元の近さ
- 音域の生々しさ
に意識を奪われます。
兼松衆さんの描き出す、「清らかな音色のなみ」にただ、身を委ねるのが心地良い。

- 中島みゆき
- 『問題集』
- 「愛詞(あいことば)」
- 『問題集』
では、中島みゆきの伸びやかな歌声とピアノの響、描写は本機にしか体験できません。
オトノキワミ音域全体を濁りなく伸びやかに鳴らし、「リアリティ」が増します。






- D8000 DC Pro Edition
- 開放型
- AFDSを搭載した平面磁界型
- DX10000 CL
- 密閉型
- トゥルーダイヤモンド振動板を採用したダイナミック型
などの違いから、音場描写ふくめて単純に比べることはできません。
- 空間の広がり
- 高域の煌めき
- 厚みのある低音
を求めるならD8000 DC Pro Edition。
- 音の純度
- 透明感
- 滑らかさ
を求めるならDX10000 CLがおすすめです。

他社メーカー簡易比較

他社メーカーで同じ密閉型の
- FOCAL STELLIA
- Dan Clark Audio STEALTH
を交え、final DX10000 CL
との簡易比較をしました。
| 項目 | final DX10000 CL | FOCAL STELLIA | Dan Clark Audio STEALTH |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | |||
| 一言で表すと | 音楽を最高純度で轟かせる | エッジの効いた解像度◎ | 音の抜け感がピカイチ |
| 作り | 本体から付属品まで精巧 イヤーパッドは自分で交換できない | 洗練された美しい仕上がり レザー部分の劣化に注意 | 折りたためる構造はおもしろい イヤーパッドの交換ができない |
| 気になる点 | 価格が非常に高い 再生環境次第で真価を実感しづらい | 高域のエッジ感が好みを分ける レザー部分の手入れが必要 | 音の押し出し感が弱い 折りたたみ構造は傷が付きやすい 価格に対して作り込みがイマイチ |
再生環境を問わず、一聴して「良い音」と感じやすいのはSTELLIAです。

DX10000 CLとSTELLIAでは、音の抜け感や空間の広さに、そこまで大きな差は感じませんでした。
STEALTHは、その中でも音の抜け感と音場の広さがピカイチ。
DX10000 CLは、高音から量感のある低音まで澄み切り、そこに音の芯が加わります。
好みは千差万別なので、参考程度に、機会がありましたら聴き比べてみてください。
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final DX10000 CLはどんな人におすすめ?

final DX10000 CL
がおすすめな人の特徴は、以下のとおりです。
音の純度と透明度を求める

高高音から量感のある低音まで、澄み切った音を味わいたい。
そんな方に、final DX10000 CL
はおすすめです。
- どこまでも澄んだ音
- 純度が高く透明感ある音
- 量感がありながら濁りのない低音
本機は、音域全体から濁りが取り除かれたようなサウンド。
音楽を最高純度で轟かせる。
DX10000 CLを聴き込む中で、私がもっとも印象に残った感覚です。
オーケストラや劇伴を深く味わいたい
オーケストラや劇伴で、楽器の音色をリアルに体験したい方にfinal DX10000 CL
は最適。

- オーボエの響き / 残響
- 生の響きにより近いピアノ
- 緊迫感を帯びたトランペットの高鳴り
一音一音の鮮度と純度はこのモデルの真骨頂。

長年聴き込んできた「宇宙戦艦ヤマト」の音楽では、曲が持つ哀愁や緊迫感、高揚感まで余すことなく楽しめました。
楽器が鳴り終わったあとの、響きが消える最後の一瞬まで音楽を堪能できます。
本物を末永く愛用したい
final DX10000 CL
は、作りが美しく、眺めるだけでも気分が上がります。

今回購入したCollector’s Editionには
- ゴールド加飾を施した本体と桐箱
- 丹後ちりめんのオリジナル信玄袋
- アルミ削り出しの専用ヘッドホンスタンド
が付属。
すべてにおいて、
- 精巧に
- 丁寧に
- 想いをこめて
てつくられています。












また、設計にも優れ、修理を見据えて長く使うことを考えた構造です。
価格は非常に高い。
それでも、それだけの値打ちが本機にはあり、いつまでも大事にしたいと思えます。
「本物」にふさわしい一台を、末永く愛用したい方におすすめです。
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final DX10000 CLレビューまとめ

final DX10000 CL
のレビューを以下にまとめます。
- メリット
- デメリット
最後に本音を綴ります。
音質がどうとか、設計がどうとか。
正直、このモデルで音楽を聴いていると、そんなことは全部どうでもよくなります。
ただ、聴いていて楽しい。
作りが美しく、眺めているだけでも気分が上がる。
いつまでも聴いていたい。
いつまでも大切にしたい。
私にとって「final DX10000 CL」は、素直にそう思えるヘッドフォンです。



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