音抜け感が心地よく、奥行きまで見通しやすい音。
上位モデルに肉薄し、リアリティ溢れ、躍動感たっぷりの音。
そんなサウンドを楽しめるのが
HIFIMANの平面磁界型ヘッドホン「HE1000 UNVEILED
」です。

本記事では
HIFIMAN HE1000 UNVEILEDの
を紹介します。
音の感想から見たい方は「実機を聴いてみた感想⇩」からご覧ください。

- 重さが気にならない
- 付属ケーブルの種類が豊富
- 上位モデルより鳴らしやすい
- 音の伸び / 抜け感が心地よい
- 楽器の位置関係がつかみやすい
- 価格が高い
- 選び分けが難しい
- 保管時にかなり気を使う
試聴環境
- ポータブル
- Walkman NW ZX-2
- Woo Audio WA8
- 据え置き
- Woo Audio WA22
- Wyred 4 Sound DAC-2v2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server
HIFIMAN HE1000 UNVEILEDをレビュー!実際に聴いてみた感想(メリット)

HIFIMAN HE1000 UNVEILED
を実際に聴いてみると
音の抜けが心地よく、奥行きのある音場を楽しめるヘッドホン
です。
HE1000 UNVEILEDの音質傾向
-
- 低域の量感
- 3
-
- 中域の厚み
- 4
-
- 高域の伸び
- 5
-
- 音場の広さ
- 5
-
- 定位の精度
- 5
実際に使ってみて感じたメリットは、以下のとおりです。
重さが気にならない

HE1000 UNVEILED
は、見た目ほど重さが気になりません。
本体重量は公式値によると450g。
実測値は444gでした。

UNVEILEDシリーズの中では重めですが、装着バランスは非常に良好。
頭に乗せたときの圧が一か所に集中しにくく、快適に使えます。


他の平面磁界型としては、負担の少ない装着感です。
付属ケーブルの種類が豊富
HE1000 UNVEILED
は、付属の単結晶銅ケーブルの種類が豊富です。

据え置き環境だけでなく、接続先に合わせて使い分けやすいです。
- 4pin XLR
- 6.35mm
- 3.5mm
ここを最初から使い分けられるのは便利です。
オトノキワミちなみに、下位モデルのARYA UNVEILEDには3.5mmは付属しません。
別途ケーブルを買い足さなくても、複数の再生環境で試せます。
上位モデルより鳴らしやすい
HE1000 UNVEILED
は、上位モデルより鳴らしやすいです。

「SUSVARA UNVEILED」は鳴らしづらく、アンプ / DAC選定が必須。
ですが、HE1000 UNVEILEDの音量は取りやすいです。
もちろん、上流機材の相性はしっかり音に反映されます。
オトノキワミただ、SUSVARA UNVEILEDほど駆動環境に厳しい印象ではありません。

上位モデルSUSVARA UNVEILEDに肉薄する音を、より低価格で楽しめるのは個人的に好印象です。

音の伸び / 抜け感が心地よい
HE1000 UNVEILED
は、音の伸びと抜け感が心地よいです。

音の
- 濁り
- こもり
- 鋭さ
が少なく、スッと前へ抜けていきます。
ボーカルや弦楽器の余韻も詰まりにくく、空間へ自然に広がります。
高域の伸びもきれいで、音の見通しがとても良い。
HIFIMANらしい開放感を、しっかり楽しめるサウンドです。
楽器の位置関係がつかみやすい
HE1000 UNVEILED
は、楽器の位置関係がつかみやすいです。

音数が多くなっても、ひとつに固まりにくい。
ヴォーカル、ギター、ピアノ、ドラムの位置を追いやすいです。
- 音が混ざりにくい
- 楽器ごとの距離感がわかりやすい
- 細かな音まで追いやすい
楽曲全体を明瞭な高解像度で、リアリティ溢れるサウンドを聴かせてくれます。
HIFIMAN HE1000 UNVEILEDのデメリット

HIFIMAN HE1000 UNVEILEDのデメリットは以下のとおりです。
価格が高い
HE1000 UNVEILED
は、ARYA UNVEILEDより上位に位置するモデルなので、価格差も大きいです。
一方で、さらに上にはSUSVARA UNVEILEDも君臨。

なので、HE1000 UNVEILEDを選ぶべきか、ARYA UNVEILEDで十分か。
オトノキワミあるいはSUSVARA UNVEILEDまで進むべきかは、かなり悩ましいところです。
選び分けが難しい
HE1000 UNVEILED
の購入判断時に、どのモデルを選ぶか悩むかもしれません。
と言うのも、下位モデル「ARYA UNVEILED」もかなり良い音を鳴らします。
一方で、SUSVARA UNVEILEDには緻密さや生音らしさで明確な良さがあります。
| モデル | 優位性 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| Arya UNVEILED | 価格と音のバランスが良い | UNVEILED系をまず試したい方 |
| HE1000 UNVEILED | 空間表現の良さとSUSVARAに迫るサウンド | ARYAより優れた空間表現を求める方 |
| SUSVARA UNVEILED | 躍動感溢れ、生音感が強い | よリアリティある生音感を最優先したい方 |
HE1000 UNVEILEDは、ARYA UNVEILEDより空間表現の良さ、広がりがあります。
最上位モデルのSUSVARA UNVEILEDは
- より広大な空間
- 生音感
で一段上の音色を聴かせてくれます。
オトノキワミHE1000 UNVEILEDを選ぶべきか、ARYA UNVEILEDで十分か…。
あるいはSUSVARA UNVEILEDまで進むべきかは、かなり悩ましいところです。


保管時にかなり気を使う
HE1000 UNVEILED
は、保管時にかなり気を使います。
本機は、名前のとおりUNVEILED構造を採用したヘッドホンです。

一般的な開放型ヘッドホンよりも、ドライバーまわりの扱いには注意が必要です。
- ホコリ
- 金属片
- 保管場所
このあたりには、かなり気を配りたいところ。
埃を被りそうな所に置きっぱなしにできません。

使わないときは、磁気ヴェールを装着して丁寧に保管しましょう。
HIFIMAN HE1000 UNVEILEDの概要
HIFIMAN HE1000 UNVEILED
は、HIFIMANの平面磁界型ヘッドホンです。

HE1000シリーズに属するモデルで、同社の上位機であるSUSVARA UNVEILEDと同じく、UNVEILED構造を採用。
公式スペックは以下のとおりです。
| 製品名 | HIFIMAN HE1000 UNVEILED
|
|---|---|
| ドライバー | 平面磁界型 |
| 周波数特性 | 8Hz – 65kHz |
| 感度 | 95dB |
| インピーダンス | 28Ω |
| 質量 | 450g (磁気ヴェール、ケーブルを除く) |
| メリット | 音の抜けが心地よい 奥行きのある音場を楽しめる 楽器の位置関係がつかみやすい 高解像でも刺激が強すぎない 低域の反応が速い |
| デメリット | 重さが気になる 高域の刺激で疲れやすい 保管時にかなり気を使う |
| おすすめ度 |
以下では、HE1000 UNVEILEDの付属品を紹介します。
HE1000 UNVEILEDの付属品

HE1000 UNVEILED
の付属品は以下のとおりです。







付属品
- オーナーズガイド
- HE1000 UNVEILED本体
- 磁気ヴェール
- 3mケーブル(6.35mm)
- 3mケーブル(4pin XLR)
- 1.5mケーブル(3.5mm)
- 保証書 / 合格証
HE1000 UNVEILEDは、音の開放感を高めたモデルです。
オトノキワミ使わないときは磁気ヴェールで必ず保護してください。
保管時の扱いにはかなり気を使うヘッドホンです。
イヤーパッド交換方法
HE1000 UNVEILED
のイヤーパッドは交換可能です。

しかし、ARYA UNVEILEDと同じく、9つのツメで強固に取り付けられています。


オトノキワミ恐らく、パッドの破損を前提にしないと外れません。
パッドの劣化時に交換を行う、もしくはメーカーへ修理(パッド交換)依頼をしてみてください。
HIFIMAN HE1000 UNVEILED / ARYA UNVEILED / SUSVARA UNVEILEDを比較

HIFIMANのUNVEILEDシリーズ3機種を比較してみます。
比較するのは、HE1000 UNVEILED、ARYA UNVEILED、SUSVARA UNVEILEDです。
| 項目 | ARYA UNVEILED | HE1000 UNVEILED | SUSVARA UNVEILED |
|---|---|---|---|
| 周波数特性 | 8Hz – 65kHz | 8Hz – 65kHz | 6Hz – 75kHz |
| 感度 | 94dB | 95dB | 86dB |
| インピーダンス | 27Ω | 28Ω | 45Ω |
| 質量 | 413g (磁気ヴェール、ケーブルを除く) | 450g (磁気ヴェール、ケーブルを除く) | 430g (磁気ヴェール、ケーブルを除く) |
| 印象 | 軽さと価格のバランスを重視 | 音の余裕と鳴らしやすさを重視 | 躍動感と生音感を重視 |
| 実機レビュー | レビューを見る | レビューを見る |
外観・装着感・音質の3つに分けて比較します。
外観比較
3機種とも、HIFIMANらしいレトロ感ある開放的デザインです。
ARYA UNVEILEDとHE1000 UNVEILEDは、縦長のハウジングで近い印象。





SUSVARA UNVEILEDは、サイズ感が他の2機種より小さく、丸みを帯びたデザイン。






オトノキワミどのモデルもUNVEILED構造のため、ドライバーまわりはフルオープンです。
デザインや扱いやすさにおいてはARYA UNVEILEDに軍配が上がります。
装着感比較
装着感はそれぞれ重量に違いはありますが、総じて快適です。
- ARYA UNVEILED
- 413g(実測値437g)
- SUSVARA UNVEILED
- 430g(実測値432g)
- HE1000 UNVEILED
- 450g(実測値444g)
HIFIMANのヘッドホンは、頭頂部や首・肩の疲労感を感じにくいです。
オトノキワミ体感上の比較ができないくらい、装着による不快感はないですよ。
一見するとどのモデルも壊れやすい構造ですが、その独自設計から快適な装着感を実現しています。
音質比較
音質は、3モデルそれぞれに個性・良さが際立ちます。
試聴環境は以下のとおりです。
- ポータブル
- Walkman NW ZX-2
- Woo Audio WA8
- 据え置き
- Woo Audio WA22
- Wyred 4 Sound DAC-2v2SE
- Wyred 4 Sound MS Music Server

| モデル | 優位性 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| ARYA UNVEILED | 軽快な抜け感 価格と音のバランス◎ | UNVEILEDを気軽に試したい方 |
| HE1000 UNVEILED | リアリティ溢れるサウンド 鳴らしやすい | ARYAより音のリアリティを求めたい方 |
| SUSVARA UNVEILED | 圧倒的な躍動感 生音感が強い | 最高ランクのサウンドを最優先したい方 |
まとめると
- ARYA UNVEILED
- コスパが良く、相応の音質は十分に楽しめる
- HE1000 UNVEILED
- 音のリアリティが増し、楽器や声の輪郭がより生々しく感じられる
- SUSVARA UNVEILED
- HE1000 UNVEILEDのサウンドに躍動感と生音感が溢れる
価格差だけで決めるのが難しく、どの音が好みなのか。
オトノキワミ一度試聴して確かめてみることをおすすめします。


HIFIMAN HE1000 UNVEILEDはどんな人におすすめ?

HIFIMAN HE1000 UNVEILED
は、以下のような方におすすめです。
高解像で聴きやすい音を求める
HE1000 UNVEILED
は、高解像で聴きやすい音を求める方におすすめです。

細かな音までしっかり描き出しながら、力強く押し出してくるタイプではありません。
音の抜けや見通しの良さを楽しみつつ、長く聴けるバランスを重視する方は選んでみてください。
ARYA UNVEILEDと比較して選びたい
ARYA UNVEILEDと比較して選びたい方にも、HE1000 UNVEILED
はおすすめです。
ARYA UNVEILEDも、開放感や抜けの良さはかなり優秀です。

そのうえで、さらなる空間表現の向上を求めるなら、HE1000 UNVEILEDが候補になります。
どちらも完成度が高いので、このあたりは予算や好みに分かれます。
オトノキワミ実際にじっくり聴き比べて選びたいモデルですね。
SUSVARA UNVEILEDまでは迷っている
SUSVARA UNVEILEDまでは迷っている方にも、HE1000 UNVEILED
が候補に上ります。

SUSVARA UNVEILEDは正直、
- 本体価格
- システム構成
などの壁があり、なかなか踏み込みにくいです。
その中でも、UNVEILED構造の空間表現の良さや高い解像感を楽しみたい。
そんな方には、HE1000 UNVEILEDはおすすめできるモデルです。
HIFIMAN HE1000 UNVEILEDレビューまとめ

HIFIMAN HE1000 UNVEILED
の感想をまとめると、以下のとおりです。
HE1000 UNVEILEDは、音の抜けや奥行きを楽しめるヘッドホンです。
一方で、本体の重さやUNVEILED構造ならではの保管の難しさは確認しておきたいところ。
- ARYA UNVEILEDから上位機へ進みたい方
- SUSVARA UNVEILEDまでは迷っている方
に最適なヘッドホンだと感じます。




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