「FOCAL UTOPIAが故障したけど、修理はどこ出せばいいのかな?」
「修理費用はいくら掛かるのだろ……?」
「UTOPIAって壊れやすいのかな?故障の原因はなに?」
圧倒的サウンドを誇るFOCAL UTOPIA。その一方で「壊れやすいの?」といった声が少なからず存在します。
結論からいうと、つなぐアンプ次第では壊れてしまう可能性が高いです。
この記事を書いている僕は、FOCAL UTOPIAの使用歴が4年以上。 知識が足りず、UTOPIAを2回ほど修理に出した経験があります。
UTOPIAは超高級機なので、音が出なくなると焦りますよが、內部ドライブユニットの問題なら修理可能なのでまずは安心しましょう。
UTOPIAの初期不良について、ラックスマンからの最新のお知らせです。まずは、下記のお知らせをご覧ください。
参考記事:FOCALヘッドフォンUTOPIA等のドライバー保証期間についてのお知らせ
FOCAL UTOPIAが故障!修理に出すための5ステップ
結論は、FOCAL製品の代理店であるラックスマンに問い合わせましょう。
ラックスマンに直接連絡した方が最短です。修理依頼するまでの手順は以下のとおりです。
FOCAL UTOPIAは高額ですし、音が出なくなると焦りますよね。
しかし、上記の手順を踏めば修理可能なので安心して修理依頼しましょう。
本当に音が出ないかを確認
まずは本当に音が出ないのか、一つ一つチェックする必要があります。
ヘッドホン端子やプラグの接続異常はないか、機材側の接続ミスなどをもう一度確認してみましょう。
あるいは、別のアンプやプレーヤーに刺してみるのも1つの手。
それでも鳴らなければ、故障の確率が濃厚です。
最寄りのラックスマンサービスセンターを調べる
音が鳴らない場合、修理依頼はラックスマンになります。
最寄りのサービスセンターに事前に連絡しておくとスムーズですよ。
» 【公式】|ラックスマンサービスセンター
連絡をする理由は、UTOPIAを修理する際の交換パーツがない可能性があるからです。
実際に僕は2度手間をしていまいました。というのも、近くのサービスセンターに送ったまでは良かったですが、交換するためのドライブユニットがありませんでした。
そこから本社のサービスセンターに再送。
再送期間や確認時間などを合わせると、返却までの時間がかなり掛かりますます。
まずは、最寄りのサービスセンターに連絡しつつ、在庫がなければ、直接ラックスマン本社サービスセンターに送るようにしましょう。
修理依頼書を添付後、元払いで発送
続いて、発送作業に入ります。発送するものは以下の3つです。
- UTOPIA本体
- 修理依頼書
- 保証書
FOCALヘッドホンの購入から5年間は、保証書があれば無償にて修理可能のようです。

並行輸入・直接輸入品には適用されないので注意しましょう!
2021年12月追記

ラックスマンよりアナウンスがあり、初期ロットのUTOPIA、ELEARについて音が出なくなる問題が認識されたようです。
繰り返しですが、音が出なくなったらラックスマンに問い合わせてみましょう。
»参考記事:FOCALヘッドフォンUTOPIA等のドライバー保証期間についてのお知らせ
なお、ドライブユニットの交換を過去に行った場合は、返金手続きの書類が届きます。
修理依頼書は以下のリンクからダウンロードできますので、印刷して症状や不具合を細かく書いていきましょう。
» 修理依頼書
ラックスマンから有償(送料・税抜で3,500円)で梱包材一式を送ってもらえます。
梱包材などを揃えるのが面倒な方はメールや電話にて対応してもらえますので活用しましょう。
修理依頼から受け取りまで
サービスセンターに到着後、2、3日で確認の電話が掛かってくると思います。
損傷個所の説明や費用などを細かく教えてもらえます。
ドライバーユニットの在庫があれば1日程度で交換可能とのことで、スピーディーな対応をしていただけました。
修理後はエージングテストをかねて、1日程度の鳴らし込みをしてもらえるとのこと。
なんと、UTOPIA本体のクリーニング込み。ラックスマンのサポートに大満足です。
すべての作業が完了すると連絡がありますので、サクッと指定の口座に入金を済ませましょう。
入金確認後、サービスセンターから発送されます。
交換用の在庫があり、スムーズにいけば修理依頼から一週間程度で返却されます。
僕の場合は交換用のドライバユニットが本社にもなく、直接フランスFocalから取り寄せとなりました。
自宅にもどって来るまでに約1ヶ月ほどかかっているので、気長に待ちましょう。
必ず音出しをして確認
無事、手元にUTOPIAが戻ってきたら、まずは音の確認をしましょう。
理由は、修理しても不具合がある可能性があるからです。
僕の例だと、ドライバーユニットの交換は片側のみでした。しかし返却されたUTOPIAを聴いてみると、微妙に左右の音圧差を感じました。
何度聴いても違和感が払拭できず、再度修理依頼をしました。
ラックスマン側も音圧差を確認できたとのことで再び修理することに。
結果、左右のドライバユニットの交換となりました。幸いなことに無償の対応をしてもらい、無事に元の音質を取り戻っています。
サービスセンターでもエージングをしていただけますが、返却後の音出しは必須です。
なお、FOCALUTOPIA本来の音質については FOCAL UTOPIAを徹底レビュー【結論:神ヘッドホン】で詳しく解説しましたので是非参考にしてみて下さい。

FOCAL UTOPIAの修理費用を解説

UTOPIAの修理費用は、上記の画像のとおり。この費用は2020年当時の費用となります。
片側のドライバーを交換したときの費用になります。ちなみに、イヤーパッドの交換は左右で3万円程度とのこと。
なお、ヘッドバンドのレザー部分を交換できないか聞いてみたところ、不可能でした。
FOCAL UTOPIAが故障する2つの原因
UTOPIAの修理費用を負担すると、片側のドライバーの交換だけで10万円を超えます。
修理に出さずに済むよう、原因を探り未然に防ぎましょう。
初期不良以外の、明確な原因は以下の2つあります。
②に関しては、真空管アンプを使う方限定です。
1つずつ深掘りしていきましょう。
AVアンプにつないだ
これは完全に僕のミスですが、一般的にヘッドホンの最大許容入力はたったの2wです。
僕が誤ってつないだAVアンプは160wほど。なので壊れて当然でした……。
たまにUtopia本体の片側から音がでなくなる方をみかけますが、AVアンプなどにつないでいた可能性があります。
内部でショートしている真空管を使った
古いヴィンテージ真空管にありがちな内部ショート。
NOS(新古品)や中古球は、ショートしている場合があります。
識別が難しいところではありますが、真空管を買う際は「真空管試験機」で”精密測定されたもの”を購入する必要があります。
内部でショート、またはリークしている真空管を使うと真空管のプレートとよばれる部分に直流が流れてしまい、ヘッドホンのボイスコイルが断線します。
僕はUTOPIA本体のボイスコイルを断線させました。原因は上記の2つです。
もし該当する方がいたらご注意ください。
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